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FAQ
ご質問一覧
製品全般
アイソレーションアンプ
トランス
- Q1:耐熱温度はどこまで対応できますか。
- Q2:トランス下部にパターンを配線しても問題はないのでしょうか。
- Q3:FDT-1を入力電圧15V、周波数80kHzで動かしたいです。ET積が100V・µsecとあるのですが伝送可能な最大パルス幅を教えてください。
- Q4:FDT-1を周波数200kHz・最大入力パルス幅2.5µsecで動かしたいです。ET積が100V・µsとあるのですが伝送可能な最大入力電圧を教えてください。
- Q5:特殊動作ICに合わせたトランスの設計は可能ですか。
- Q6:特注トランスはカタログ品以外にどのようなものがありますか。
- Q7:絶縁耐圧、部分放電、絶縁抵抗はどの電圧値まで検査できますか。
- Q8:部分放電とはどのようなものですか。
回答
製品全般
- Q1:製品の仕様書をもらえませんか。
- A1:当社営業窓口へお問合せください。
TEL:(03)3594-2111 お問い合わせフォーム - Q2:特注品の見積もり回答にはどれくらいかかりますか。
- A2:通常、トランスは1週間、回路製品は2週間程頂いています。
特殊な仕様の場合はそれ以上にかかる場合もあります。 - Q3:RoHS2に対応していますか。
- A3:今後販売される新製品については対応致します。
既に販売している製品に関しては順次確認を進めています。対応している製品、対応していない製品、確認中の製品があります。仕様書で確認できない場合はお問合せください。
DCPT
- Q1:電源供給オフ時に、信号入力端子に電圧を印加しても問題ありませんか。
- A1:入力部に保護回路が内蔵されているため、問題ありません。
アイソレーションアンプ
- Q1:ISAを使用する事でノイズを除去できますか。
- A1:入力側のコモンモードノイズ(同相ノイズ)には有効ですが、ディファレンシャルモードノイズ(差動ノイズ)には効果はありません。後者の除去には、各種フィルター回路にて対策願います。
- Q2:電源供給オフ時に、信号入力端子に電圧を印加しても問題ありませんか。
- A2:ISA218RI,ISA209N,ISA215N,ISA224に関しては、入力部に保護回路が内蔵されているため、問題ありません。
ISA219/ISA223は、入力信号端子に対して直列に1kΩ以上の抵抗器を挿入して頂ければ問題ありません。 - Q3:電源入力部に対して外付け部品は必要ですか(デカップリングコンデンサの必要性)。
- A3:外付け部品は必要ありません。
デカップリングコンデンサなど、動作に必要な部品は製品に内蔵しています。 - Q4:製品実装下部に、部品やパターンを配置しても問題ありませんか。
- A4:絶縁性(入力-出力間)に影響を及ぼす可能性があるため、製品実装下部に、部品やパターンの無いことが理想です。やむを得ず配置する場合は、絶縁テープ等の絶縁物を使用し、十分ご評価頂きご使用ください。
トランス
- Q1:耐熱温度はどこまで対応できますか。
- A1:JIS C4003:2010に準拠した設計で、最大でH 180℃まで対応が可能です。
当社標準は、E 120℃になります。 - Q2:トランス下部にパターンを配線しても問題はないのでしょうか。
- A2:絶縁性(入力-出力)に影響を及ぼす可能性があるため推奨いたしません。やむ得ない場合は、絶縁テープ等の絶縁物を使用や、基板にスリットを設け入力-出力の距離をとりながら十分にご評価ください。
- Q3:FDT-1を入力電圧15V、周波数80kHzで動かしたいです。ET積が100V・µsecとあるのですが伝送可能な最大パルス幅を教えてください。
- A3:ET積を入力電圧15Vで割った値が最大パルス幅になります。100V・µsec/15V≒6.67µsecとなります。
- Q4:FDT-1を周波数200kHz・最大入力パルス幅2.5µsecで動かしたいです。ET積が100V・µsとあるのですが伝送可能な最大入力電圧を教えてください。
- A4:ET積を最大パルス幅で割った値が最大入力電圧になります。100V・µs/2.5µs=40Vとなります。
- Q5:特殊動作ICに合わせたトランスの設計は可能ですか。
- A5:可能です。ICの型式または資料をご教示いただければ設計いたします。
- Q6:特注トランスはカタログ品以外にどのようなものがありますか。
- A6:インピーダンスマッチングトランス、コモンモードチョークコイルがあります。
- Q7:絶縁耐圧、部分放電、絶縁抵抗はどの電圧値まで検査できますか。
- A7:絶縁耐圧と部分放電はAC30kV 50/60Hz、絶縁抵抗はDC1000Vまでの検査が可能です。
- Q8:部分放電とはどのようなものですか。
- A8:入力-出力間に微小な隙間やボイド(気泡)があるとそこに電荷が集中し、放電が発生します。これは微小なため、絶縁耐圧試験や絶縁抵抗試験では検出できません。また、この放電状態で長期運用を行うと、絶縁の劣化が進行し最終的に絶縁破壊の状態にいたります。これが部分放電(コロナ放電)と呼ばれるものです。
部分放電仕様はライン電圧にマージンを持たせた値とするのが一般的です。